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テアテラの歴史

Updated: 5/14/2022 Original: 3/8/2018

バシリカ

テアテラは (Thyatira) は現在のアキサル (Akhisar) にあった古代ギリシャ都市です。

街の中心にある小さな公園に唯一、歴史的遺構を見ることができます。ビザンチン時代のバシリカとされています。発掘されたものは郷土資料館で見ることができました。

歴史 (英語版 Wikipedia その他より抄訳)

都市に関する最古の言及は紀元前3世紀にさかのぼる。紀元前281年に「テアテラの行政官と兵士たちがセレウコス1世 (Seleucus I Nicator) に贈り物を携えてきた」との言及があり、マケドニア (Macedonian) の植民地だったと考えられている。

テアテラという地名の前にはPelopia、Semiramis、Euhippaという名称でも知られていた。古代リュディア (Lydia) と古代ミュシア (Mysia) の国境地帯に位置していた。

バシリカ

ビザンチウムのステファヌス (Stephanus of Byzantium) は、テアテラという地名をギリシャ語の「娘」からきているものとしている。一方、名称の中にリディア語で「要塞」を意味する語が含まれている点に注目している研究者もいる。

発掘されている1世紀の記録では、テアテラでは他のどの都市よりも同業組合が発達しており、羊毛業、金属加工業、皮なめし業などほとんどの業種にギルドがあった。

また染色業も盛んであった。アカネの根で染色した赤が有名。

バシリカ