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スミルナ旧市

Updated: 5/14/2022 Original: 11/5/2021

スミルナ旧市

現在の海岸線から一直線に商店街を進んだ突き当たりの丘がスミルナ旧市でした。建物として残っているものはほぼないのですが、区画がそのままになっているのが良かったです。たぶん発掘に相当時間をかけたんじゃないかと思います。実際、現時点でも一角で発掘調査が進んでいました。

概要 (英語版 Wikipedia より抄訳)

紀元前およそ 1000 年から 300 年にかけて、スミルナ旧市 (Old Smyrna) は古代ギリシャ人の居住地だった。それより古代のものと思われる遺物も発見されている。紀元前 300 年頃、4km ほど離れたスミルナ (Smyrna) への住み替えが行われた。

この遺跡は数回にわたる発掘によってよく研究されている。700 年以上にわたる街の発展をトレースできる古代ギリシャ人の街として貴重な遺跡である。古代の資料によれば、スミルナはアイオリス人 (Aeolian) によって建立されたが、のちにコロフォン人 (Colophon) によって征服されイオニアの街 (Ionian city) に数えられた。紀元前 600 年頃にはリュディア (Lydia) のアリュアッテス (Alyattes) が征服し、リュディア帝国 (Lydian Empire) の一部となった。紀元前 545 年に街はアケメネス朝 (Achaemenid Empire) に組み込まれた。紀元前 330 年頃、人々は 4km ほど離れた場所に住み替えを行った。

資料

Old Smyrna on Wikipedia as of 3/10/2022